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普段は大して書くことのない機内ですが、以外に濃密だったので書いてみます。
香港からホーチミンまでは1494キロ。東京から九州までフライトぐらいの近距離線になります。
機内食はしっかり出ました。そんな短いフライトですが、印象に残ったことをいくつか。
(1)日本人のフライトアテンダントがいた。
僕の認識では外資系航空会社の日本人フライトアテンダントは、基本的には本国⇔日本線のみ乗務しているのかと思っていました。
しかしキャセイの香港⇔ホーチミン線には日本人の方がいて思わず「日本の方ですか?」と聞いてしまいました。
その方の話によるとキャセイでは日本人であってもばんばん日本線以外の路線にも搭乗できるらしいです(ちなみに香港ベース)。
確かによくよく考えるとキャセイは香港からのアジア線のコネクションが優れているのでバンコク、シンガポール、KL、ホーチミン、デリー、ドバイといった路線にも日本人客は多く、その点で日本路線以外にも人員配置を行っているのかもしれません。
(2)隣のメキシコ系アメリカ人
この人は強烈だった。いきなり観光で初めてベトナムに行く俺に「ホーチミンは何もないぜ」など悪口の連発。この方は靴のデザイナーでLAから香港乗り継ぎでホーチミンに向かっているらしいですが、とにかくベトナムを嫌っていましたw
そのあとは「オバマとマケインのどちらを支持するか?その理由は?」、「アメリカの金融機関の公的資金投入に支持するか?その理由は?」と英検の二次試験かよ?といいたくなるような話ばっかされていました。
こっちはただでさえボキャブラリーがない中で相手の誤解をうまないように自分の考えを英語でしゃべるのは本当にきつい。
それにしても今回はプランがまったくなく宿こそ日本でネット経由で予約したものの具体的に何をするかイメージしてなくて、せいぜい黒木亮の「アジアの隼」で読んだ90年代後半の熱いベトナムの雰囲気を感じれたら程度しかありませんでした。
ベトナムのガイドブックを買ったのも出発前日の夜でしたし・・・
そんなわけで先ほどのメキシコ人と逆隣りにいたアメリカ人とベトナム人の夫婦にガイドブックを渡して、「お勧め教えて」と聞いたりしていました。
その結果、えらいマニアックな郊外のお寺をお勧めしてくれましたが。
そんな事をしていると飛行機が着陸態勢に入ってきました。隣のアメリカ人が着陸態勢になって見えてきたホーチミン市内を窓から見ながら「高いビルなんて全然ねーだろ」と悪態をついています。w
キャセイのサーチャージは香港政府の方針もあって安く抑えられていますから、乗り継ぎのてまはあるものの、バンコク、シンガポールあたりへ日系の航空会社を使うのとは数万円違ってきてしまいますね。
運賃部分が高いから結局ほとんど変わらないという話も聞いたんですが、どうなんですかね。(大笑)
今回の旅行ではキャセイのサイトでバンコク、ホーチミン、ハノイ、シンガポール、KLなどいくつかの都市への見積もりを出してえいやでホーチミンにクリックしたのが実情でございます。