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最近旅行記事が多いので、たまにはちょっと違ったことを書いてみます。
さて世の中にはずっと定年まで働ける会社(業界)もあれば、数年で人が出入りしてしまう会社(業界)もあります。単純に判断すれば前者がいいことになりますが、社会人を長くやっているといろいろ違った側面でメリット、デメリットがあると自分は思っていますので一度それをまとめてみたいと思います。
●定年まで働ける会社のメリット
これは当たり前ですが、安定した生活の享受でしょ。 人生計画なるものに基づいてローンを組む人が多いのもこの層の特徴だと思います。でも60歳近くまでいようと思えばいられるというのは自分から見たら本当にすごくうらやましい話に思えます。
稲盛さんが京セラ時代は、社員を首にしないことを信条にしていたようですが、私もそんな経営者の下で働いてみたいものですよw(まあJALに行ってからはガンガン人切りしていますが)
●定年まで働ける会社のデメリット
まず人の出入りがないので、人間関係が硬直化しがち。内向きな組織になるので社内でのいじめが多かったりします。当然ですが上司の顔色をうかがい生きていくことも多くなるでしょ。
また会社の給与や人事も年功序列なんで若くして会社を辞めた人は、実質損になります。それでも長くいれば回収できますが、最近は大手の名の知れた電機メーカーで回収する前にリストラされるケースも出てきており、他人事ながらひどい話だと思います。
またいて当たり前の会社にいた場合、転職時にしっかり退職理由を正当化できないといろいろ疑わられる可能性が高くなります。
●定着率の低い会社のメリット
こういった会社は良くも悪くも普通にやっていては誰も来ませんので、概して目先の給料やボーナスを高くすることが多いです。そういう意味では一山を当てたい人にはいいかもしれません。
また自分は1社目が非常に離職率の高い業種だったこともあるんですが、それが社会に認知されているのは得だなと思いました。なぜならまーやめてもしゃーないになるからです。
あとはこれは個人差があるかもしれませんが、出入りが激しい世界にいると危機感が芽生えてきます。そしてこの危機感を羽にいろいろな可能性が伸ばせる場合があると思います。これは自分はこういった世界におけるメリットだと思ってます。
●定着率の低い会社のデメリット
定着率の低い会社は当然ブラック企業が多かったりします、自分も社会人を10年近くやってわかりましたが、日本の労働基準法なるものが実は一部の大手企業のサラリーマンを守るためにはあっても7割以上いる中小企業の社員にとっては何の担保になっていません。 これに関して面白い記事があったので、リンクをつけておきます。
現役ブラック企業社長が、社員を安くこき使う華麗な手口を暴露!
その意味では、サラリーマンというよりハンターのように混沌とした状況を生き抜いていくサバイバル力が必要だと思われます。
以上思いつくままに適当に書いてみましたが、就活生がこれを読んで参考になれば本当にうれしいかぎりっす。